【阪急】初代「京とれいん」の6300系が正雀から廃車陸送

【阪急】初代「京とれいん」の6300系が正雀から廃車陸送

阪急京都線の特急・および「京とれいん」として長らく活躍してきた、6300系6354Fが廃車の為、正雀工場からトレーラーに積載され、陸送されるようです。

輸送担当はアチハ運輸さんです。

 

くすんだ栗色

正雀工場前に並べられた6354号車と6454号車。両方とも先頭車です。

くすんだ栗色の車体と抜かれたヘッドライトが廃車体であることを表しています。

側面の金色な京扇をあしらったデザインが印象的ですね。

アチハ運輸の青色のトレーラーが既にセットされていました。

陸送は11月6日からスタート。既に中間車は搬出されており、残り4両となっています。

 

6300系について

6300系は、阪急電車の中でもとりわけ「エース」のイメージがある列車です。

他の阪急電車にはない2扉特急車両として、唯一のブルーリボン賞受賞車両でもあります。

2010年に京都線の特急から撤退後、6両に短縮・内装を京町風にした観光列車「京とれいん」として復帰後、人気を誇っていました。

2019年からは7000系を改造した2代目「京とれいん 雅洛」を投入。

しばらくは両列車が併存して走っていましたが、2022年12月をもって初代6300系車両が引退し、長らく正雀車庫にて留置されてきました。

 

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