「オールシルバー」が蘇った南海6000系を見てきました

「オールシルバー」が蘇った南海6000系を見てきました

当サイトで以前お伝えした通り、今月から南海高野線6000系のトップナンバーである6001Fが、登場当時の色無しオールシルバー編成として復刻され、運行開始しています。

千代田車庫で整備を受ける姿はお伝えしていましたが、折り悪く多忙な身となってしまい、なかなかその姿を見ることが出来ませんでした。

…が、今回ようやく時間を作れたので、じっくりとその実物を撮影してきました。

 

エクステリア

難波方、6001号車のお顔。前パンタ+幌付きでイカつめな顔つきです。

こちらは反対(橋本方)の6028号車方。6000系は4+2の組成なので、こちらの6028は2両側の編成です。

ちなみにインテリアは普通の6000系でした。

 

各パーツ

内装こそ通常モデルですが、外観において今回の復刻車両では細かいところまで当時を再現しています。

まずはドア横の社章。

他車両と同じく「NANKAI」のCI表記がありましたが、昔の南海電鉄のロゴへと切り替わりました。

緑のこのマーク、懐かしいと思われる方も少なくないのではないでしょうか

また、復刻に合わせて車番も緑色が塗装されました。

右から2番目の「0」だけ妙に綺麗ですが、何かあったのでしょうか

形式表記についても、緑が差されています。当時もこんな感じだったんでしょうか

定員表記も同様に緑の指し色で。

パンタグラフは磨き上げられてピカピカになりました。

このおかげなのか、外で見るとまるで落成後かのようなピカピカぶり!手間をかけてますねぇ…

車体側面も綺麗になった感じがありますね。今回の復刻に合わせて磨き上げられたのでしょうか

 

通常色との違い

通常の6000系顔(写真は6300系)との違いを比べてみましょう。

現在一般的な南海電車のカラーは青+オレンジのラインが、窓下の腰部に入れられています。

復刻編成ではそれらが取り払われ、一面銀色となっています。

先程「緑の差し色…」と書いた諸元表記部分。

「元々は青だったけ?」と思っていたら、この部分は白塗装になっていました。

先述のように復刻編成では緑地になっています。自重や検査年月に関しては塗りつぶされていますね。

車番部分。通常の南海電車では青色に塗られていました。

復刻編成ではこれが緑色になっています。

 

終わりは2025年度?

復刻編成の運行終了日はアナウンスされておらず、現時点では「当面の間」となっています。

6000系は、南海の中期経営計画によると「2025年度までに廃止される」とされていますから、概ね2年程度の運行期間となりそうです。

 

関連リンク

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