南海電鉄を筆頭に、大成建設、関電不動産開発、Centara Osaka Japan、ホテル京阪、ニッピの各社は、これまで「難波中2丁目計画」として進めてきた再開発エリアの正式名称を「なんばパークス サウス」にすると発表しました!
直感的でわかりやすい、良い名前ですね!
オープンは3月25日から順次行われていき、7月1日に全てのエリアがグランドオープンします。
目玉テナント
「なんばパークス サウス」は
・タイ発の高級ホテル「センタラグランドホテル大阪」(日本初出店)
・新オフィスエリア「パークス サウス スクエア」
・「ホテル京阪 なんば グランデ」
の3つで構成されています。
この3つは同じエリアということで、建築コンセプトも同じ統一した外壁となっています。
「センタラグランドホテル大阪」の上層階には、地上約140mのルーフトップレストランがオープン。また、「くら寿司」のグローバル旗艦店もここへオープンするなどかなり気合いの入った内容です。
難波はインバウンド観光客が関西空港へ降り立って初めて到着する「日本の大都会」ですから、それにふさわしい布陣となっています。
30年越しの実現
実は、この計画はバブル期に一度建てられたものですが、バブル崩壊による経済の落ち込みで頓挫した経緯があります。
当初の計画でうまくいったのは、南海なんば駅直結の「スイスホテル(画像左側)」のみで、右奥の建物は殆どが計画倒れになりました。
今回の発表は、当初は発表から実に30年越しの実現となるのです。
元々は野球場(大阪球場)があった場所で、その後は広大な駐車場として今一つ活用されていない状態でした。
関連リンク
参考文献
- CENTARAGRAND「公式サイト」
- 日本建築協会「建築と社会 = Architecture and society 77」