「上沼垂」
↑これをスラっと読んでしまうあなた、さては鉄道ファンですね?
そう、485系のこの色を「上沼垂(かみぬったり)」色といいます。
鉄道ファンはこれをいとも簡単にさらっと読みがちですが、上沼垂って普通に難読地名なんです。
元々は新潟県の上沼垂運転区(現在の新潟車両センター)に所属していた485系がこのカラーだったことから、通俗的に「上沼垂色」と呼ばれていたことが理由です。
ちなみに、この上沼垂運転区には各地から485系が寄せ集められた為、ほぼ全ての番台がこの塗装にされたという伝説があるんだとか。(とはいうものの、スーパー雷鳥の顔だったクロの2000番台は見たことありませんねぇ…)
リニューアル編成(3000番台)ではこんなカラーリングに。どちらもホワイト・ライトブルー・ブルーの3色が配色されているのが特徴です。
上沼垂色は、臨時で特急「雷鳥」として運用されることもあり、大阪駅に姿を見せていたこともあります。
雷鳥に使用されていた際は、このようにHM中の雷鳥が羽をぱたぱたさせた遊び心あるものだったようです。
思えば、他の485系の色には呼称が一致して、かつそこそこ(上沼垂色ぐらい)有名なカラーってあんまりないんですよね。「原色」ぐらいでしょうか?
鉄道ファンがお知り合いにいる方、是非「これってなんて読む?」と聞いてみてくださいね笑
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