JR西日本とJR東日本は連名で、在来線車両に用いられている部品を共通化する検討に入ったと発表しました。
まずはモーター・行先表示器・パンタグラフ・オイルダンパーなどから共通化の検討に入り、ゆくゆくは共通化部品の対象を拡大していきたい構想のようです。
同じ電車になるかも…
両者は北陸新幹線のW7系・E7系で共同設計を行っていますが、在来線では初めての取り組みです。
プレスリリースではお互いの環状線車両である323系とE235系が出ており、行先表示器やパンタグラフについて図入で言及されています。
趣味的にも、特にこの2点は事業者の個性が出るポイントなので注目度が高そうですね。
またパーツ単位以外でも、根本となる車両寸法やドア枚数、長さ、デザインなどについても今後検討が行われるようです。
かつて国鉄時代は大阪環状線と山手線とで同じ電車(103系)が走っていたこともありますが、また先祖返りするんでしょうか。
全く同じ電車が走るとすると、趣味的には面白さに欠けそうですし、両者の車両製造を担当する近畿車輛やJ-TRECにも何か影響が出てきそうですねぇ…
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参考文献
- 東日本旅客鉄道、西日本旅客鉄道「JR 東日本と JR 西日本が車両の装置・部品共通化の検討を開始」