以前お伝えした「妙見の森ケーブル」廃止ですが、当初予定よりも廃止日を繰り上げることが正式発表されました。
廃止日は2023年12月4日、最終運行日は2023年12月3日とするようです。
廃止される妙見の森関連事業
・鋼索線(妙見の森ケーブル:黒川~ケーブル山上)
・索道線(妙見の森リフト:ふれあい広場~妙見山)
・その他事業(妙見の森バーベキューテラス など)
前回の発表では廃止日が2024年6月24日となっていましたが、近畿運輸局から廃止日の繰り上げについて「公衆の利便を阻害するおそれがない」という理由から、半年前倒しとなる12月の廃止が決定しました。
以前日本経済新聞から飛ばし記事が出ていましたが、本日能勢電鉄から正式に発表となりました。
妙見ケーブルについて
妙見の森ケーブルは、1925年に開業した「妙見鋼索鉄道」をルーツとする索道(ケーブルカー)です。
戦時中の資材供出で廃止されてしまいますが、戦後の1960年に再開業。そこから60年にわたって運営されてきました。
最寄りは能勢電鉄の終点である「妙見口駅」ですが、近接しているのではなくそこから1.4kmもの距離があることから、今ひとつ利便性が低い立ち位置の乗り物でした。
関連リンク
参考文献
能勢電鉄「妙見山で展開する「妙見の森関連事業」の営業終了の繰上げおよび鋼索線(ケーブル)の廃止繰上届の提出について」