鉄道友の会は、毎年選定しているブルーリボン賞およびローレル賞の投票用紙を、今年も会誌「RAIL FAN」にて送付しているようです。
複数のツイートで明らかになっていますが、今年の候補車は13車種と5車種だった昨年と比べると大きく増加しています。
ノミネートされた13車種
2023年にノミネートされた、13つの車種は以下の通り。
JR北海道 | スハフ14形「たんちょうカー」 |
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秋田内陸縦貫鉄道 | AN-8800形「秋田マタギ号」 |
東京都交通局 | 6500形 |
横浜市交通局 | 4000形 |
アルピコ交通 | 20100形 |
JR東海 | 315系 |
JR東海 | HC85系 |
京都市交通局 | 20系 |
近畿日本鉄道 | 19200系(あをによし) |
JR四国 | キハ185系1400番代 |
JR九州 | N700S系8000番代(かもめ用) |
JR九州 | キハ40系「ふたつ星4047」 |
長崎電気軌道 | 6000形 |
今年は関西圏から2形式とが選出されました。全体で僅か5形式に終わった昨年からすると今年は豊作ですね!
当サイトで速報をお伝えした車種もちらほら垣間見えます…。
一昨年2021年のノミネート車は16形式だったので、それに匹敵するレベルの候補数となりました。
昨年の受賞車と傾向をおさらい
ちなみに、2022年のブルーリボン賞は京急の「Le Ciel」1000形1890番代でした。選定理由は以下のように示されています。
1000形1890番台は、L/C腰掛や車内トイレ設備など同社で初めてとなる設備を設え、通勤・通学のみならず観光・イベントなど新たな車両用途を模索しているほか、最新水準の機器類を積極採用しつつ実績ある安定した仕様も踏襲しています。
チャレンジングな姿勢と堅実性を兼ねそろえたトータルバランスに優れた車両であり、多くの会員の支持を集めたことから、ブルーリボン賞に選定しました。
出典:鉄道友の会「2022年 ブルーリボン・ローレル賞選定車両」
技術的な新要素を取り入れ、鉄道車両としてのトータルバランスも考慮されたとあります。
この事例を踏まえると、今年のブルーリボン賞候補は新機軸を取り入れたJR東海の「HC85系」か、西九州新幹線用のJR九州「N700S系8000番代」が有力でしょうか。
また、ローレル賞はグッドデザイン賞を受賞した京都市交通局20系や、東京都交通局の6500形が候補に上がってきそうです。
応募の締切は4月17日消印有効、結果発表は毎年5月の終わり頃です。
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