当サイトでも断続的にお伝えしている、長崎電気軌道11年ぶりの新形式6000形のデビュー日が2022年3月24日の午後からと決定したようです!
驚くべきことに世界初の機構が組み入れられています。(後述)
気になる新機軸
6000形は大阪のアルナ車両にて製造されており、2月18日に大阪を出発して六甲アイランドの船着き場に到着。その後長崎まで船便で輸送されました。
鮮やかなライムグリーン色は「スプリンググリーン」と名付けられています。
今回の新車は単車のロングシート車でありながら、世界初の(通路部分のみ)フルフラットなバリアフリー車両(100%超低床車)になっているのが特徴です。
この構造は路面電車としては革命的なもので、今後単車形のアルナ車両モデルを導入する事業者のスタンダードになっていくことでしょう。
また室内照明には面発光LEDを採用。LED特有のギラついた眩しさを低減しつつ、明るい車内を実現しているそうです。
尚、6000形の製造費は1億9500万円で、来年度(2022年度)にも1編成が投入される見通しです。
判明している仕様
形式 | 6000 |
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製造メーカー | アルナ車両(リトルダンサー) |
自重 | 18t |
定員 | 62名(座席28・立席34) |
車体長 | 12,200mm |
車体幅 | 2,300mm |
全高 | 3,740mm(パンタ折りたたみ時) |
関連リンク
参考文献
1) 長崎電気軌道「6000形(6001号) 令和4年3月24日午後から運行開始!」
長崎電気軌道「6000 Light rail vehicle」