JR西日本内における駅別の運輸収入取扱額において、広島駅が一位になったことがJR西日本のデータ集より明らかになりました。
運輸収入取扱額とは
簡単にいうとその駅での切符などの売上高のことです。
これは大阪駅で新幹線の切符を購入したとても、その売上は大阪駅扱いとなります。
取扱額は7935万円で、次点の新大阪駅が7861万円、3位の大阪駅が7694万円となっています。
トップ3が入れ替え
2019年度 | 2021年度 | |
---|---|---|
1位 | 大阪駅(1億5013万円) | 広島駅(7935万円) |
2位 | 広島駅(1億3626万円) | 新大阪駅(7861万円) |
3位 | 新大阪駅(1億3241万円) | 大阪駅(7694万円) |
4位 | 岡山駅(1億1100万円) | 岡山駅(6383万円) |
5位 | 博多駅(1億458万円) | 博多駅(6337万円) |
これまでは長年、大阪・広島・新大阪の順番となっていました。
長年首位をキープしていた大阪駅は新大阪駅にも抜かれて3位に後退してしまいました。
ただ全体的な額でいうと、上位5駅の取扱額はいずれも1億円を越えていたにも関わらず、2021年度では全ての駅が1億円を割る結果となっています。
新幹線と在来線が混在する広島駅とは違い、新幹線と在来線が分離する新大阪・大阪は分が悪いかもしれませんね。
この証拠にJR西日本における博多駅は新幹線のみだけにも関わらず、同社内5位の位置をキープしています。
やはり新幹線は偉大ですね…
関連リンク
参考文献
西日本旅客鉄道「データで見るJR西日本」、各年度
日本経済新聞「広島駅の運輸取扱収入、JR西日本で初めて首位に 21年度」、2022年10月19日