ダイヤ改正を見据えて、JR京都線・神戸線から徐々に221系B編成が撤退しています。
主に同線にて快速を担当している網干総合車両所所属の221系ですが、大和路線などを管轄する奈良電車区への転属の為、今月に入って動きを見せ始めました。
今回はそのうち、宮原へと疎開留置されている221系をご紹介します。
疎開、もしくは疎開回送とは、何らかの事情で本来車両を置いておく場所に留置できない場合に、空きのある他の場所へと移送する回送のことを指します。
疎開回送を経て、一時的に疎開している状態のことを疎開留置と呼びます。
大和路線へ…
留置中の221系。編成はB7編成で、2月23日の夜間に網干から回送されこの地へやってきました。
同僚であったB4編成は森之宮へ、B5編成は王寺へとそれぞれ分散して疎開留置されているようです。
サロンカーなにわやブルートレイン客車との並び。
221系は残り2編成のみが網干に所属していますが、後輩車両である225系の製造に伴い今後撤退していくものとみられます。
余った221系は奈良電車区へ転属させ、以前の発表通りに順次201系を廃車へと追いやっていくものとみられます。