2022年7月27日、JR西日本の奈良電車区に所属していた103系NS407編成とNS409編成が、廃車の為に吹田総合車両所へと回送されました。
中の方にも思い入れがあるのか、運番表示が「981(グッバイ)」となっていたり、側面窓部に有志の職員さんが手作りされたと思われる印刷物が掲示されるなど、いつもとは少し違う特別な回送となりました。
中の人の「粋な計らい」
回送は前部にNS407(4連)、後ろにNS409(4連)の4+4で行われました。
NS409側先頭車。西九条駅には約100人ものファンが集まりました
冒頭でも書いたように、窓には廃車回送を記念した中の人手作りらしき印刷物が掲示されていました。
その中の一つにははっきりと「廃車回送」と記載されています。
ポスターはNS409の後ろ側とNS407の前側、どちらも走行方向の右側にのみ掲示されていました。
回送は西九条駅で長時間停車することから、ここに集まったファン向けへの表示だったのかもしれません。
また、王寺駅~西九条駅までは何故か方向幕が「区間快速/天王寺」になっていました。
また前日の豪雨の関係で、遅れていたスーパーレールカーゴと並ぶ一コマも。まさか狙ってこのダイヤに入れた…とか?