京都鉄道博物館は、大阪環状線開業60周年記念企画展 「大阪環状線~大阪まあるく60年~」 開催にあわせて、同館の「車両のしくみ/車両工場」エリアにおいて、奈良線用のウグイス色103系を展示すると発表しました。
過去に大阪環状線を走っていたという理由からだそうですが……奈良線の103系は動態保存車だった…?
「大阪環状線の」展示
期間は2021年12月17日~21日の4日間のみ。流石に現役第一線の営業列車ということもありそこまで長期間スケジュールは取れないようですね。
今回の企画展はあくまで大阪環状線がメイン。2階の展示室では、大阪環状線全19 駅の駅名看板、発車メロディー、切符、パンフレット、ポスター、券売機等を展示するとのこと。
こちらは11月27日~来年3月6日までと比較的長期間の開催となります。
今後の計画が…?
103系は長らく大阪環状線の他、大和路線や阪和線などあらゆるJR西日本の区間で見ることが出来ましたが、大阪環状線や大和路線には201系が、阪和線には225系の投入で徐々に姿を消していっており、現在も残っているのは
・奈良線の2編成(NS編成)
・和田岬線の1編成(R編成)
・播但線の9編成(BH編成)
・加古川線の8編成(M編成、3550番台)
のみとなっています。
以前、クモヤ443系の引退が(クモル145系展示の際に)京都鉄道博物館において発表されたことや、221系の転入が網干列車区から相次いでいることもあり、展示会において今後の動向がしれっと発表される可能性もあります。
関連リンク
「103系がうるさいから変えろ」とまさかの国から名指しで批判されるJR西日本
【さよなら】クモヤ443系、今年で引退を発表
参考文献
京都鉄道博物館『大阪環状線開業 60 周年記念企画展 「大阪環状線~大阪まあるく 60 年~」』