環境省が発表した 奈良線第2期複線化事業(JR藤森~宇治・新田~城陽・山城多賀~玉水間複線化)に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見の提出について という文章に、なんと103系を名指しして「取り替えろ」という文が出ていると話題になっています(笑)
今後のJR奈良線の利用者数の推移、JR奈良線沿線の社会状況の変化等を踏まえ、環境影響を適切に把握する必要があることから、以下の措置を講ずること。
[1]列車走行に伴う騒音について、「在来鉄道の新設又は大規模改良に際しての騒音対策の指針について」(平成7年12月20日、環大-174号)の指針達成に向け、音源対策を基本として、下記(イ)~(ニ)を講じ、住居等保全対象への騒音影響を回避・低減すること。
(イ)下記{i}~{iii}をはじめとする適切な環境保全措置を講じ、転動音、車両機器音及び構造物音の低減を図ること。
{i}分岐器設置区間等を除く当該区間のロングレール化
{ii}103系車両からの代替による低騒音型機器搭載車両の導入推進
{iii}鉄橋におけるコンクリート床版化の極力導入
出典:環境省「奈良線第2期複線化事業(JR藤森~宇治・新田~城陽・山城多賀~玉水間複線化)に係る環境影響評価書に対する環境大臣意見の提出について(お知らせ)」
http://www.env.go.jp/press/101807.html
奈良線の103系が駆逐される時が、いよいよやってくるのかもしれませんね…笑
この事態に、JR西日本はどうする気なのでしょうか。
Twitter上を見ていると
・素直に321系/323系の投入
・新型車両(笑)201系投入
・103系に低騒音化機器を搭載
など出ていますが、はてさて。笑
【追記】6年かかり、ようやく103系が淘汰されることになりました。
103系の後継車両は上記のどれでもない、221系投入でしたね。