以前もお伝えした、新型特急やくも(273系)の車両展示イベントが、大阪駅10番ホームにて開催されました。
これはJR西日本と産経新聞との共同特別企画で、事前応募制ながら車内に入ることも可能なイベントでした。
普段は絶対に入線しない大阪駅に展示されるとだけあって、大阪駅は100~150名を越えるファンが集まっていました。
展示会の様子
今回展示対象となった車両は、273系のY3編成です。この編成は今月に大阪の近畿車輛から出荷されたばかりの電車で、まだピカピカの状態。
特急「やくも」へ新型車両が投入されるのは、40年ぶりのことです。
ご覧のように、子供から大人までたくさんの鉄道ファンが、その勇姿を一目見ようと集まっておられました。
中にはウマ娘のコスプレをした人まで…
10番ホームには、電車との一定距離に誘導用の簡易柵?が設けられました。
近代的な大阪駅との並びが素敵ですね。
行き先表示器には、271系新型「はるか」と同じ大型のフルカラーLEDを採用。ゆるキャラ「トリピー」も表示できる高性能ぶりをアピールしていました。
普段は会うことがない225系の他、683系サンダーバードなどとの共演も見られました。
列車は12時~16時8分の4時間近くに渡って展示されました。
駅でイベントも
新型特急「やくも」の展示会にあわせ、大阪駅では各所でアピールが行われました。
大阪駅アトリウム広場(北側にある時計がある部分)には、でかでかと新型やくもをアピールする宣伝幕が掲示されていました。
特注のパンフレットも配布されるなど、かなりの気合の入りっぷりです。
更にはしまねっこ(島根県)とトリピー(鳥取県)のゆるキャラも応援にきてくれていました。しまねっこかわいいなぁ。
明日12日にはまた展示イベントが実施されますので、お時間があれば是非。
湘南色115系を用いたリバイバル急行「鷲羽」の特別運行、および今回の新型「やくも」273系の展示会がどちらも大阪駅で実施されます。
・115系:大阪駅12時頃到着
・273系:大阪駅12時25分~15時20分頃で展示