
JR西日本とUR(独立行政法人都市再生機構)、および神戸市は、三ノ宮駅横に建設予定である新駅ビルのイメージパースを発表しました。
駅ビルは地上32階建て・高さ160mで、商業・ホテル・オフィスが入った三ノ宮の新しいランドマークとなります!
開業は2029年を予定しています。
6駅を一つの空間に
三ノ宮駅の再開発は、神戸市が2015年9月に再整備基本構想を策定したところからスタートします。
今回の駅ビルでは、隣接するJRをはじめ神戸市営地下鉄・阪急・阪神・ポートライナーの6駅が1つの大きな駅になるような空間として再整備し、「人が主役の居心地の良いまち」を目指すとしています。
かつてあった駅ビルは1981年に竣工。阪神大震災を乗り越えて営業してきましたが、2018年に閉業して現在は解体されています。

駅南西部のイメージパース。
地下1階~10階は商業施設、12~17階はオフィス、18~30階まではホテルが入居します。
JR西日本管内におけるターミナル駅の再開発としては1997年の京都駅、2011年の大阪駅、2025年の広島駅に続くものです。
兵庫県を代表する都心部である三ノ宮地区が活気づきますね!非常に楽しみです。
駅ビル概要
所在地 :神戸市中央区雲井通8丁目1-2
建築面積 :約14,000平方メートル
総事業費:約500億円
敷地面積:約8,600㎡
延床面積 :約100,000㎡
規模 :地上32階・地下2階、高さ約160メートル
用途 :商業(19,000㎡)・ホテル(250室)・オフィス(6,000㎡)
関連リンク
参考文献
- JR西日本「JR三ノ宮新駅ビル開発について 」