JR北海道の新型車両「H100形」が川崎重工にて落成し、北海道の釧路まで鉄道によって運ばれる「甲種輸送」が本日行われました。
神戸貨物ターミナルから吹田まではDE10形が牽引を担当、その後交流区間の北陸地域を走るべく機関車をEF510形に付け替えて駆け抜けていきました。
今回落成したのは、H100-46~H100-57編成までのようです。
大迫力の12連
こちらが落成した車両の最後尾。「H100-46」と書かれています。次に会えるのは恐らく北海道ででしょうねぇ…。
神戸貨物ターミナルからさくら夙川までは23分程度での到着でした。
今回の甲種輸送は送料節約の為なのか、1両編成を12連つないでの大迫力な甲種輸送となりました。
H100形気動車は、キハ40形の置換え用に作られた両運転台の気動車です。
JR東日本のGV-E400系と基本設計は共通で、システム周りが単純な気動車ではなく「電気式気動車」であることから、気動車を指す「キハ」は付けられず、北海道の「H」が付けられています。
今回のH100系は所属表記が「釧クシ」になっており、道東エリアへのH100形導入がまもなく始まりそうです。
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