撮影:通勤特快//なんぴょん様
西武鉄道に所属しているNRA(ニューレッドアロー)用10000系ですが、2020年10月11日から富山・魚津への甲種輸送が行われています。
NRA編成の側面に「魚津」という貼札があったことから、富山行きであることが確定しています。
かつて25年前に先輩格である「レッドアロー」も富山地方鉄道へ送られた実績があることから、今回の輸送は富山地方鉄道への譲渡ではないかという予想が流れています。
【追記】富山地方鉄道で間違いないようです。富山を地盤とする北日本新聞社が報じています。
魚津駅に到着したのは、西武鉄道で特急列車用として使われていた10,000系電車「ニューレッドアロー」です。富山地方鉄道はバリアフリー化を進めるため今年度、中古車両を新たに1編成導入するとしていました。地鉄によりますと、このあと営業運転に必要な改修を行う予定です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、営業運転開始は当初の予定より遅れ、来年度になる見込みです。
25年前に送り出した先輩と同じく
撮影:通勤特快//なんぴょん様
輸送される列車は10102F+10106Fの中から抜き出された4両編成。
富山地方鉄道では通常で2両編成(ラッシュ時に4両になることもありますがごく一部の運用です)であることから、稲荷町車両工場で何らかの工事が行われるか、もしくは部品取り車両になるものと見られます。
撮影:通勤特快//なんぴょん様
新101系(263F)と離れるNRA編成。小手指車両基地~所沢~新秋津までの牽引を担当しました。
新秋津からはEH200形ブルーサンダーが牽引担当。 撮影:通勤特快//なんぴょん様
明日には富山でこの車両が見れるのでしょうか… 撮影:通勤特快//なんぴょん様
富山で活躍する先輩格
撮影:鉄道プレス編集部
富山地方鉄道で活躍する、16010形こと元西武5000系「レッドアロー」。1995年~96年にかけて3両編成で譲渡されましたが、現在は大半が2両編成に組成されています。
ちなみに、ニューレッドアローは台車が5000系の流用品であり、富山にて足回りと車体が再び出会うことになります。