JR北海道は、北広島市に建設された新しい野球場「エスコンフィールド」の最寄り駅である「北海道ボールパーク(仮)駅」の新しい計画を発表しました。
長らく計画されているものの労務費や建設費の高騰などで思うように進んでおらず、北広島市から再検討依頼を受けた結果、コストを圧縮した新しい計画となっています。
まだ本決定ではありません。
新駅は千歳線の北広島~上野幌間に設置される予定で、北広島駅から2km程度の距離となります。
変わった概要
主な変更点は以下の通り。
・特急などが通過する本線を内側に・ホームが島式1面4線から相対式2面4線に(方面別ホーム)
・折返し線が新駅設置予定だったのを隣の北広島駅に設置へ変更
・球場までの距離が400mから300mに短縮
・工期が7年から4年へ短縮
・折返し線が新駅設置予定だったのを隣の北広島駅に設置へ変更
・球場までの距離が400mから300mに短縮
・工期が7年から4年へ短縮
工事費はこれまでと同様に85~90億円としています。
折り返し線はエスコンフィールドへの臨時列車対応として設定する為に必要不可欠なもののようですね。札幌駅にに「北広島」の方向幕を掲げる列車が頻繁に登場することになりそうです。
現在でも、散発的に臨時便として設定されることはあります。
エスコンフィールドは2023年から「北海道日本ハムファイターズ」の本拠地として使用されている、現在最も新しい野球場です。
野球場を含めたパークのエリア名を「北海道ボールパークFビレッジ」としており、新駅名の仮称はここから採られています。
エスコンフィールドは公共交通でのアクセス機関がなく、また駐車場も手狭であることから多数の利用者が野球場とは無関係の駐車場へ止める事態が報道されていました。
未だ正式決定ではありませんが、ようやく鉄道で野球場へアクセスすることが出来る道筋が出来始めましたね!
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