今日から始まりました「電車の雑学研究所」シリーズ。ここでは鉄道にまつわる様々な雑学・噂・都市伝説を検証して、皆さんに楽しんで頂くカテゴリーです。
以前書いた「女子学生の粗相がキハ120形にトイレをつけた話」にでも、当時半ば都市伝説化していたものを、当サイトが改めて調べ直し、実は市町村の議員さんまで巻き込んだ大きな話になっていたという確かな話へ昇華できました。
結構こういうのを検証するのって楽しいなと思い、「電車の雑学研究所」としてシリーズ化していくことにしました。
第一回は「マグロ拾いのバイトはあるのか?」です。
マグロとは?
本来はおいしい魚のことですが、そうではなく、事故時における轢死体のことを指します。電車に轢かれてなくなった遺体のことですね。
この都市伝説に「マグロ拾い専門の高時給バイトがある」というものがあります。
「待機中も高時給が貰える?」という噂もあり、結構検索される方も多いようです。
果たしてこの伝説は本当なのか、実際に現場で勤務されている鉄道会社の方に聞いてみました。
バイトはあるのか?
Q.マグロ拾いはバイトがするのですか?
A.ありませんね(笑) 駅の場合は駅員が、駅間の場合は原則的に車掌が対応します。
【速報】なかった
A.また、原則的に全てのパーツが見つかるまでは運転再開できません。時間がかかっているのは警察による現場検証の場合もありますが、見つかっていないケースもあります。
ヒエッ…
まとめ
まぁよくよく考えてみれば、いつ起きるのかわからないマグロ拾いの為に人を雇うのも非効率ですし、そもそも感染症のリスクなどもあって誰でも出来るわけではないですもんね。
ちなみに「マグロ拾いのバイト」の元ネタは、漫画「GTO」で紹介されたのがきっかけのようです。
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