JR九州は、新型コロナウイルスの影響による「緊急事態宣言」を受け、ゴールデンウィーク中の不要不急の旅行・帰省など県を跨いで移動することを避ける要請があったことを踏まえ、5月2日~6日まで「ソニック」「かもめ」「みどり」などの在来線特急全列車の運休を発表しました。
JR九州は断続的に臨時列車・新幹線の運休を発表しており、今回の発表は通算で8度目となりますが、全特急列車の運休に踏み切ったのは(JR6社においても)初めてです。
運休対象特急
・かもめ(博多~長崎)
・みどり(博多~佐世保)
・ソニック(博多~大分・佐伯)
・きらめき(博多~小倉・門司港)
・にちりん(小倉~宮崎空港)
・きりしま(宮崎~鹿児島中央)
・ひゅうが(延岡~宮崎空港)
GW中の運休列車は今回のリリースで875本が追加されて、合計で1262本に上ります。
尚、今回の運休で切符を払い戻す場合は、手数料無料での払い戻しが可能とのことです。
”宗太郎越え”の臨時列車も
一方、日豊本線の佐伯~延岡間(宗太郎越え=宗太郎峠を越えるルート)は、特急列車(にちりん)が運休することで午前~日中ダイヤに全く車両が走らない時間が出来てしまう為か、臨時で快速列車が仕立てられるようです。
参考文献
九州旅客鉄道株式会社「新型コロナウイルス感染拡大に伴う追加の運転計画について 」
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