JR東海、JR西日本、JR九州は、東京~新大阪~鹿児島中央間の新幹線車両に設置されている喫煙ルームと、駅に設置されている喫煙コーナーを、2024年春をもって全て廃止すると発表しました。
廃止された喫煙コーナーには非常用飲料水スペースを設置し、駅間にて長時間停車するような事態になった際に活用できるようにするとしています。
廃止の詳細
喫煙ルーム
16両編成車両(のぞみ・ひかりなど):3号車・15号車、グリーン車10号車
8両編成車両(さくら・みずほ・こだまなど):3号車・7号車
700系「レールスター」、800系については元々喫煙ルームがない(全車禁煙)ので対象外です。
喫煙コーナー
新倉敷駅・新尾道駅・三原駅・東広島駅・新岩国駅・徳山駅・厚狭駅・新下関駅
駅端の喫煙コーナー、まだあったんですね……
喫煙できる列車は…
それにしてもかつては「禁煙車」「喫煙車」という概念があり、車両まるまるタバコが吸えた時代から考えると隔世の感がありますね。
今回の新幹線禁煙化により、乗車中にタバコが吸える列車は
・JR西日本、東海「寝台特急サンライズ瀬戸・出雲」
・JR西日本「トワイライトエクスプレス瑞風」
・JR東日本「四季島」
・近鉄特急
の4種類のみとなったようです…
関連リンク
参考文献
東海旅客鉄道「東海道新幹線 車内喫煙ルームの廃止について」
西日本旅客鉄道「~山陽新幹線における受動喫煙防止の取り組みについて~新幹線車内の喫煙ルーム及び駅の喫煙コーナーを廃止します」
九州旅客鉄道「~九州新幹線における受動喫煙防止の取り組みについて~九州新幹線の車内喫煙ルームを廃止します」