以前お伝えした通り、381系「やくも」が2024年6月15日をもって定期運用から撤退しました。
この関係で、驚くことに現在の電車定期特急の最古形式はJR九州の783系となったと話題になっています。
意外に短い
現在運行中の特急電車を並べてみましょう。
形式・特急列車名 | 製造年 | |
---|---|---|
JR北海道 | 785系「すずらん」 | 1990年 |
JR東日本 | 255系「さざなみ」 (6月下旬で運用終了) | 1993年 |
JR東海 | 373系「ふじかわ」 | 1995年 |
JR西日本 | 681系「しらさぎ」 | 1992年 |
JR四国 | 8000系「しおかぜ・いしづち」 | 1992年 |
JR九州 | 783系「みどり」「ハウステンボス」など | 1988年 |
なお、JR東日本管内には1981年から運行されている185系が在籍していますが、定期運用は既になく波動用としての運用のみなことから、対象外となっています。
381系やくもは、国鉄型ということもあってかなり古く見えますが、実際には1982年の製造。
一方、783系は1988年の製造なので、わずか6年程度の差しかありません。
電車以外では…
これはあくまで”電車”の話。
ディーゼルエンジンで動く気動車では、1986年製造のキハ185系が未だに現役です。
JR九州の「ゆふ」や、JR四国の「うずしお」「剣山」などに用いられています。