以前からお伝えしていましたが、2019年11月22日朝より、南海高野線に待望の新車がデビューを飾りました!!!
難波7:19着の急行運用(2402)からのスタートとなり、急行・区間急行・快速急行と早速優等種別運用として高野線をかっ飛ばしていました。
高野線平坦線区間へ新車が投入されるのは22年ぶり、高野山への乗り入れを前提としない20m車に限ると、1992年の1000系03F以来、27年ぶりでしょうか。
山岳区間(橋本~極楽橋):2005年に2300系の投入以来
高野線平坦区間(難波~橋本):1997年に2000系7次車の投入以来
高野山乗り入れを前提としない20m車:1992年の1000系03F以来
この22年ぶりの新車に、早速乗車してきました!
ファーストインプレッション
外観上は本線に既に投入されている8300系と変わりはない様です。高野線にデビューした8300系は「8413」という記載があります。
方向幕部分では、ちゃんと高野線特有の「高野山連絡」が表記されていました。
高野線を表す緑色の駅名標と8300系と。約20年ぶりとあって感無量ですね。駅員さんも総出で見守っておられたのが印象的でした
パンタグラフもピッカピカです。
LED方向幕もばっちり「快 急 橋 本」の表示です。この日は、4+4の8両編成で運用についていました。
車内はフルカラーの液晶ディスプレイを採用。表示スタイルは三菱電機の「セサミクロ」でしょうか。1000系リニューアル車に引き続いての登場となりました
車内の様子。座席端部の仕切りはFRP?のような関東ではおなじみのデザイン。以前から南海電鉄の車両設計は関東寄りで、ここにも現れていますね。
座席は本線9000系で登場した「マイトレイン」のような片持ち式のデザイン。
優先座席は青色、一般座席は黒xグレーのシックなスタイルです。座り心地はやや固めでした。
VVVFサウンドなどは動画から。めちゃくちゃ良い音かましてます
出典:http://www.nankai.co.jp/library/ir/setsumei/pdf/setsumei_180518.pdf
南海電鉄は、高野線へ2020年度までにまずは30両を、2023年度までに全72両を置き換えることを発表しており、今回の投入はその嚆矢となりました。
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