千葉県佐倉市で不動産事業を営む山万は、自社軌道線の「ユーカリが丘線」において、日本初の顔認証乗車システムを導入すると発表しました。
導入日は2024年6月15日からで、ユーカリが丘線の他、系列のバスも対象となります。
2024年6月15日（土）より、通勤定期券（割引定期券を除く）及び普通乗車券を顔認証システム、QR乗車券に変更いたします。それに伴い磁気の通勤定期券（割引定期券を除く）、普通乗車券については6月14日（金）をもって発売を終了いたします。
出典：ユーカリが丘 公式タウンポータルサイト 2)
通勤定期券を代替
今回の顔認証システムは、通勤定期券（割引定期券以外）を全て代替するものとかなり本格的。
普通乗車券についてはQRコード乗車券が用意され、通勤定期券は「顔認証」、普通乗車券は「QRコード」となるようです。
通学定期券・回数券・一日/二日券・シニアパスについては従来のままとなりますが、将来的にはこちらも顔認証/QRへ対応させていくとのことです。
山万では、2021年夏から顔認証システムを実験を行っていましたが、これで本格的に採用が可能になったという判断でしょうか。
大阪メトロが現在大々的に顔認証システムの実験を行っていますが、（路線規模が小さいとはいえ）まさか日本初の顔認証システムを適用する鉄道事業者が山万になるとは…笑
関連リンク
参考文献
- ユーカリが丘 公式タウンポータルサイト「顔認証・QR乗車券の乗り方について」
- ユーカリが丘 公式タウンポータルサイト「券売機・改札機ご利用方法の変更について」
