2024年の北陸新幹線開業に伴い、それまで「サンダーバード」で使用されてきた683系が、元々の所属車庫であった金沢から向日町操車場こと吹田総合車両所京都支所へ大量に転属しています。
以前宮原で疎開留置されている683系をご紹介しましたが、今回は京都支所で留置される683系シリーズをご紹介します。
尚、宮原のケースと異なり、こちらの車両は波動用や定期運用列車として動いているようです。
683?289?
留置所の全景。特急型車両があわせて8本集結するという、これまではなかなかお目にかかれなかった光景です。
順に見ていきましょう。
一番手前にいたのは681系W16編成。しらさぎ用として青+オレンジの帯が巻かれています。
元々はW04編成でしたが、番号が変更されました。
何故か方向幕は「スーパー雷鳥信越」に(笑)
続いて683系V14編成。リニューアル済みの車両ですが、ずいぶんスカートが汚れていますね…。
奥隣には289系J04編成(非貫通)と289系I2編成(貫通顔)が存置されていました。
元は同じ形式とはいえ、しれっと289系が混じっていますね…笑
289系は、元々683系だった車両から交流機器を取り除き、直流専用の特急電車として改造された形式です。主に「くろしお」「こうのとり」で活躍しています。
683系V34(奥)とV32(手前)編成。どちらもリニューアル済みです。
最後は、683系V36編成とI01編成(289系)でした。
V36編成は臨時列車として運用されているようです。
結局、683系・681系はあわせて5本、289系が3本となっていました。
運用がある289系や683系のリニューアル車はともかく、かなり経年が進んでいる681系は今後どうなるのでしょうか…