北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、サンダーバードで活躍していた683系が宮原にて疎開留置となっています。
今後の動向は不明ですが、リニューアル工事を受けて比較的新しい存在であることから、今後何かしらの転用、あるいは引き続き「サンダーバード」としての運用が行われるものとみられます。
今日は留置されている2本の683系車両を見てきました。
疎開、もしくは疎開回送とは、何らかの事情で本来車両を置いておく場所に留置できない場合に、空きのある他の場所へと移送する回送のことを指します。
疎開回送を経て、一時的に疎開している状態のことを疎開留置と呼びます。
どうなる?
留置中の683系2車両。電線がない場所なので上からでも綺麗に撮影出来ます。
右側に停止しているのは0番台のW34編成。吹田総合車両所京都支所に所属していました。
同車は6両編成で、クロ683(流線形の先頭車両)が西向きに向いています。
サイドビュー。スカートには「Mc683-1504」と書かれています。
一方、奥側には0番台のW35編成が留置中。
W34編成とは反対に、クロ683形が東を向いています。
見えづらいですが、窓上に「W35」と書かれたステッカーが貼られていました。
この他、681系V12編成も宮原へ疎開しているそうです(今回撮影した周辺からは見えませんでした)。
更に681系V41編成、683系N02編成は野洲へ疎開回送が行われています。
今後は289系へ直流化の改造を行い紀勢本線などを走ることになるのか、はたまた引き続き683系として活躍するのか……気になるところですね。