【増益】コロナで落ち込んだ利用者が帰ってきた!JR3社が回復基調に

【増益】コロナで落ち込んだ利用者が帰ってきた!JR3社が回復基調に

2022年度(2023年3月期)における、JR西日本東海東日本の本州を直轄するJR3社の決算が出揃いました。

各企業ともコロナウイルスの影響からの脱却を図ると共に、数字としてもそれが顕著に現れています!

尚、残る上場JR企業であるJR九州は5月11日に発表される見込みです。

順番に見ていきましょう。

 

JR西日本

売上高:1兆3955億円(前年度:1兆311億円)
営業利益:839億円(前年度:▲1190億円)
当期純利益:885億円(前年度:▲1131億円)

今回の発表によりますと、売上高は前年度から3000億円増の1兆3955億円、黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、885億円の黒字決算となりました。

JR西日本は昨年1000億円程度の赤字を出していたことから、完全とまではいかないまでもかなり回復してきていることが伺えます。

2022年度は大好評だった「サイコロ切符」の継続販売や、大阪駅地下ホームの開業、またそれに伴う様々な新技術の導入やモバイルICOCAの導入など、随所にアップデートが行われた時期でした。

 

JR東海

売上高:1兆4002億円(前年度:9351億円)
営業利益:3745億円(前年度:▲17億円)
当期純利益:2194億円(前年度:▲949億円)

JR東海では、売上高が1兆円を回復。黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、2194億円の黒字決算となりました。

JRの中では最も稼いでいる東海ですが、東海道新幹線の需要回復もあり昨年度の赤字を一気に返済した格好です。

2022年度はN700S系の継続投入の他、在来線でも「ひだ」のHC85系や315系の投入などが行われました。

また、意外なところでは「五等分の花嫁」などこれまででは考えられないアニメとのコラボも実施。もっともこれはリニア建設で静岡県と対立している反省から、沿線自治体への配慮という面も伺えます。

 

JR東日本

売上高:2兆4055億円(前年度:1兆9789億円)
営業利益:1406億円(前年度:▲1539億円)
当期純利益:992億円(前年度:▲949億円)

最後はJR東日本。

売上高は鉄道企業としてナンバーワンとなる2兆円台へ一番乗り。2兆円を突破するのは2020年以来3年ぶりとなります。

黒字か赤字かを示す「親会社株主に帰属する当期純利益」は、992億円の黒字決算となりました。

2022年度は「鉄道150年」キャンペーンを推し進めると共に、車庫内での有料撮影会を次々と開催。問題点をブラッシュアップしながら、精力的にファンビジネスの展開を図っています。

 

投資も増える?

昨年までは全体的に暗い話題が続いていましたが、今季は各社とも元気な決算となり嬉しい限りですね!

決算が好況ということは必然的に投資額も増えるので、今後新型車両の配置や転換なども増えてくるかもしれません。

ただ、どこも「コロナ前には戻らない」とも書いており、今後鉄道業以外で収益を立てていく道が模索されています。

 

関連リンク

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参考文献

西日本旅客鉄道「2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

東海旅客鉄道「令和5年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

東日本旅客鉄道「2023年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

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