南海電鉄は、現在高架化工事によって代行バス輸送をを実施して運休中の高師浜線を、2024年4月6日より運行再開すると発表しました。
2021年5月22日の運休以来、約3年ぶりに運転再開となります。
高師浜線について
高師浜線は、南海本線の羽衣から分岐して高師浜までを結ぶ短い支線級路線です。高師浜・伽羅橋・羽衣の3駅だけが存在します。
実は元々終点の高師浜~伽羅橋間は、国道26号線が走る関係で1970年に高架化されており、今回高架化工事の対象となったのは伽羅橋駅~羽衣駅間のみです。
高架化工事の完了により、高師浜線は全線が高架路線となります。
奇しくも前回は万博時に工事が行われているので、高師浜線は万博が近い年に高架化を行った路線ということになりますね。
2000系投入?
ところで、高野線に在籍していた2000系(2035F)がワンマン化工事を実施し、南海本線へ転属したという報告が12月28日付けで確認できます。
以前あったリリースも踏まえると高師浜線の運転再開時には、支線で初めてVVVF車両である2000系によって運行される可能性があります。
支線で運用しているワンマン車両についても、現在使用している1960年代後半から1970年代前半にかけて製造された2200系車両から、2000系車両をワンマン改造し、置き換えを進めてまいります。
出典:南海電鉄「鉄道線旅客運賃の変更認可申請を行いました」、2022年10月28日
4月には、羽衣の支線ホームで2000系を眺めることが出来るのでしょうか…。
関連リンク
参考文献
南海電鉄「4月上旬に高架化工事完了!高師浜線の列車運行を再開します」