京橋駅から京阪電車に乗る際に必ず目にするであろう、改札機上の行先案内表示機(発車標)。
2002年から用いられてきたLED表示機が役目を終え、新しくLCDディスプレイへと切り替えられました。実に21年ぶりの更新となります。
京阪電鉄は、2022年8月にバリアフリー加算運賃を用いて「列車接近表示・行先表示器」を更新すると発表しており、その一環であるとみられます。
大きく見やすい
JR環状線から京阪へ乗り換える際に目にすることが多いであろうこの改札。
従来はLEDの発車標が並んでいましたが、11月10日頃から他駅でも使用しているLCD液晶タイプへと交換されました。
先代に引き続き、星光製が採用されています。高密度でなかなかいい感じですね。
たまたま居合わせた熟年の方も「見やすくなったね~」と喜ばれておられたのが印象的でした。
メインとなる1・2番乗り場。京橋駅の筐体は大きいサイズですが、しっかりと対応しています。
LED時代はベゼル(枠)の関係もあって2列車までの表示でしたが、このモデルになってから3列車が表示されるようになりました。
3・4番乗り場。
京橋~淀屋橋・中之島方面は終点まで全駅へ止まるので種別表記が省略されていましたが、LCDになってからしっかりと種別も表示されるようになりました。
また、真ん中の時計もディスプレイに更新。これまでは針式の時計でした。
京阪ロゴと一緒に表示されています。
ホームも更新中
改札部だけでなく、駅ホーム部分についても新しくLCDタイプへ切り替えられています。
京阪では最大サイズと思われる非常に大型の表示装置が採用されています。
従来のものはこんな感じでした。
両者が並んでいたので比較。これまでのものよりやや下に下げられています。
更新は今のところ2番線のみで、1・3・4番線については従来のLEDタイプが使用されていました。
京阪ではかなりの駅でLCDが広がってきており、現在LEDのままで残っている駅も本格的に更新されていくものと思われます。
LEDタイプの撮影はお早めに…
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