日本土地と京阪ホールディングス・みずほ銀行が共同で再開発を進めている「淀屋橋プロジェクト(淀屋橋駅東地区都市再生事業)」ビル(写真左側)と、
大和ハウス・住友商事・関電不動産開発が共同で進めている「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」(写真右側)の工事が進んでいます。
2つのビルは全く別の事業者によるものですが、呼応するように両者の工事が進み、まさに「淀屋橋のツインタワー」として工事が進められています。
そんな2つの淀屋橋のビルの建設状況を見てきました。
京阪(東地区)のビル
2024年4月時点での様子です。低層階の鉄骨工事が終わり、高層階の工事に着手しています。
これまで御堂筋に面するビルは高さ50m制限がありましたが、2007年頃からこの規制が緩和され、4mバックする代わりに150m程度まで制限が緩和されました。
元々はこんなビルで、2つのビルが合弁で再開発される形となります。
現地に出た建築計画のお知らせ。オーソドックスなスタイルですね。
建設は竹中工務店が担当しています。
出典:日本土地建物、京阪HD 1)ビルの完成イメージパース。京阪淀屋橋駅と直結するのでしょうか…?
大和ハウス(東側)のビル
一方こちらは東側に建設中の大和ハウスのビル。元々は「グランドセイコー」と書かれたレトロなビルでした。
そう、こんなビルでしたね。
こちらは7つほどの小さな雑居ビルが合弁で再開発されることになります。
こちらはまだまだこれからといった感じ。高さ135mのビルが竣工します。
ビルの竣工イメージ。このビルも低層階と高層階の2つで構成されていますね。
ビル東側の様子。
北向きなので曇天の方が綺麗に撮影できますね…笑
建設は日建設計・大林組が担当しています。
工事完了は2026年
京阪(左側)は2025年竣工、大和ハウス(右側)は 2026年開業予定となっています。
大阪の都心に誕生するツインタワーが楽しみですね。
関連リンク
京阪御堂筋ビル・日土地淀屋橋ビルの合弁再開発計画「淀屋橋駅東地区都市再生事業」のイメージ図が公開。150mの高層ビルへ!
参考文献
- 日本土地建物、京阪HD「淀屋橋駅直結 高さ約 150m のランドマークビル「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について」
- 淀屋橋駅西地区市街地再開発組合、大和ハウス工業、住友商事、関電不動産開発「御堂筋・玄関口の新たなランドマークとなるオフィスビルが誕生「淀屋橋駅西地区第一種市街地再開発事業」着工」
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