名古屋の中心繁華街である「栄」
ここの近くには、以前からずっと謎の空き地「栄広場」が存在していました。
栄を通った方なら一度は見たことがあるであろうこの地に、なんと200mクラスの高層ビルを開発するとのことで見てきました。
50年前から決まらず…
現地の様子。栄広場は広さ1,800㎡の面積を持つ場所で、名古屋市住宅都市局が管理してきました。
元々広場として使う予定ではなくあくまで暫定的なものであり、1970年頃から長らくこういった形態になっていたのだそう。
再開発構想がまとまらずやむなく広場として活用してきたのですが、苦節50年。ようやく開発の目処が立ち、今回に至ったのだそうです。
現地に出された建築計画の概要。
プロジェクト名は「錦三丁目25番地区計画」となっていて、地上41階建て、高さ211mの高層ビルが建設される予定です。
テナントには「コンラッドホテル」を招聘するなど、栄経済の起爆剤として注目されます。
隣接地には三越やサンシャイン栄、そして左手に見えるのが現在再開発中の中日ビル(高さ170mを予定)です。
これまで名古屋の高層ビルは名古屋駅周辺に集中していましたが、ここに来て栄の逆襲が始まりそうです。
着工は2022年からで、竣工は2026年春を予定しています。