南海電鉄の「グッドデザイン賞」受賞一覧まとめ

南海電鉄の「グッドデザイン賞」受賞一覧まとめ

先日南海電鉄の8300系がグッドデザイン賞を受賞したことを記念し、これまで南海が獲得してきたグッドデザイン賞をプロダクトについてデータベースとして残すことにしました。

 

8300系電車(2023)

8300系は2015年にデビューした系列ですが、受賞は8年後の2023年となりました。

これは関連会社の泉北高速鉄道9300系についても受賞しており、どちらかというと9300系との差別化・デザイン差を顕彰して授与された経緯があるようです。

通勤用の鉄道車両は基本設計を共通とすることが多く、個性が出しにくい。その中でこの2車種は、グループとしての共通項と、会社ごとの独自性を絶妙に両立している。とりわけ車内の木目調の床と、人数分を2トーンで色分けしつつ落ち着いた色調の座席は、住宅のインテリアを思わせる。そのうえで9300系はダークな木目調と暖色系の座席とすることで、ニュータウンを走る鉄道車両としての差別化を実現している。空港アクセス鉄道で重要な多目的空間を導入するなど、多様化に配慮している点も印象的である。

出典:グッドデザイン賞「南海電気鉄道8300系車両・泉北高速鉄道9300系車両

共同受賞者:近畿車輛

 

もんとぱーく(2020)

南海本線泉大津駅の高架下に設けられた広場です。どちらかというと泉大津市が主体となっています。

詳細リンク

 

なんばEKIKAN(2019)

難波~今宮戎間に誕生した駅下の商業施設。

 

南海ターミナルビル再生計画(2010)

南海難波駅の駅ビルをリニューアルした際に受賞。

高島屋の増床や駅ビル全体の改修工事、なんばガレリア(ロケット広場部分)の新設など内装面の大幅リニューアルと、昭和7年に建築された古式な外壁の補修など、新旧の長所を活かした建築が評価されています。

新旧の対比が明解で、リノベーションにより既存建築の魅力がよりいっそう増していることが素晴らしい。また、かつての増築により複雑化した動線を整理し、界隈に対して大らかな公共的空間を提供できている点も評価した。

出典:グッドデザイン賞「南海ターミナルビル再生計画

共同受賞者:高島屋、プランテック総合計画事務所

 

なんばパークス(2004)

今や難波の顔となった「なんばパークス」も、2004年に受賞しています。南海電気鉄道としては初の受賞となりました。

旧大阪球場の跡地に作られた商業施設郡は、キャナルシティ博多のように外光を採り入れるテーマパークのような斬新な作りとなっています。

2023年には新区画である「なんばパークス・サウス」もオープンし、更に増床されました。

施設上部に広がる渓谷状の空間の提案は思い切りが良く、従来の商業空間にはないナチュラルな環境を達成した。

出典:グッドデザイン賞「大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70

共同受賞者:大林組

 

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