2022年12月20日、以前お伝えした泉北高速鉄道の新形式車両である9300系の第一陣が製造元の近畿車輛から出場し、吹田総合車両所へと甲種輸送されました。
今回も牽引機には「ミスター甲種」とあだ名されるDE10形1743号機が登用され、9301F・9302Fの4連x2本が輸送されました。
泉北高速鉄道の通勤電車は7020系以来15年ぶり、近畿車輛で製造されるのはこの9300系が初めてのケースとなります。
お見送り
車両前景。基本的には親会社である南海8300系と同一の形状で、前面部が泉北高速鉄道らしい白色に塗られています。小田急っていうな
また、従来使用されてきたライトブルーが取り除かれ、ブルーとアイボリーの2色となりました。
比較用に南海8300系の写真。形状は同じですが、塗り分けで差別化が図られています。
出発時には近畿車輛の方らしき20名程度の方が手を振られ、見送られていきました。こういうの、なんだか良いですね。
発車を待つミスター甲種と泉北9300系。
車両は4+4での輸送となりました。
その後しばらく徳庵駅内にて留置されるのですが、機関車+輸送車両で9両近い長さがあることからホームから溢れて踏切を塞いでしまい 、しばらく通行ができない状態でした。
今回の輸送時編成表
編成名 | 基本編成 (←徳庵 | 吹田→) | 竣工日 | メーカー | |
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9301F+9302F | 9302 Mc – 9602 T – 9652 T – 9402 Mc + 9301 Mc – 9601 T – 9651 T – 9401 Mc + DD51-1743 | 2022.12 | 近畿車輛 | |