島根県(松江市・出雲市)に行ってきました!
目的は「やくも」の乗車も少しあるのですが、それ以外にも出雲大社などの観光名所などを色々見ておこうと思い、虫が大量発生している深夜の中国自動車道をかきわけて突っ走ってきました。
「やくも乗車記」などは既に別記事に書いてありますが、それ以外の鉄道の様子をざーっとダイジェスト版でお伝えします。
「やくも」はスター扱い
特急やくもは、この区間ではスター扱いです。
「やくも」運行開始から50周年ということもあって、駅でのPOPやグッズ販売(やくもどらやきなど)でも必ず目にする存在です。
やくもに使用される381系は、キハ40系やキハ122系、キハ187系とはまた違うオーラがあります。
それは長編成であったり磨かれた車体の綺麗さだったり、出雲大社の巫女さんをイメージした鮮やかな紅色に塗られているのも理由でしょうか。
ちなみに、やくものヘッドマークには「L特急」のマークも残されています。
L特急とは
1970年代に「データイム運行で運行頻度が多く自由席車をつけた特急」につけられた愛称のことで、専用のマークが付けられました。例えば「雷鳥」や「しらさぎ」などがそうでした。
当時は特急電車でも1日1往復しかなかったり全席指定だったケースがあったので、その区別として用いられました。
しかし平成期には殆どの特急が「L特急化」したことでその意義がなくなり、JR東日本は2002年に、JR西日本は2010年にL特急を廃止し、最後まで残っていたJR東海も2018年に廃止、L特急がなくなりました。
ちなみに「L」には特に意味はないそうです。どういうことなの
▼やくもの乗車記はこちらから▼
キハ187系導入に納得
この当時のJR西日本としては異例の、地方線区への新型特急車両(キハ187系)の導入。
これは山陰本線の高速化事業で島根県・鳥取県から補助が出たこともあるのですが、相応の需要があるからこそのものでもあります。
キハ187系を使用した「スーパーまつかぜ12号」へ乗車するのに、かなりの人数が米子1番線で待っているのが印象的でした。
2両しかない列車ですが、ガラガラというわけではなく比較的多くの方がのられていました。
同じ鳥取県内ということもあり、米子⇔鳥取間を行き来する人が多いのですねぇ。
これならキハ187系を導入して高速化事業を行ったのも納得です。従来の車両のままではなかなかここまではいかなかったのではないでしょうか
▼スーパーまつかぜの乗車記はこちらから▼
半ライズ
大阪では絶対に撮れない日中のサンライズエクスプレスは絶対に撮りたいと思い、松江周辺で撮ってきました。
この日は東海道線内で踏切進入があったようでなんと40分遅れ…! しかも撮影地に到着してから気づいたので、ひたすら待ちぼうけを食らっていました…
40分遅れではありましたが、無事に「半ライズ」を撮影完了。単線なので被りの心配をしなくていいのが嬉しいですね。
7両編成とそこそこ長いはずなんですが、普段14両編成で見慣れているだけに妙に短く感じます。
ばたでん
ずーっと行きたかった一畑電車へも行ってきました。
狙いは7000系!86年ぶりの新規製造車で、JR四国7000系をベースに作られました。
一時期「新快速の電車がベースなので設計的には130km/hを出せる」と噂されていましたが、有効な根拠も見つからないのでおそらくはガセなんでしょうねぇ…。
車内はロングとクロスが混じった混成タイプ。真っ白な化粧板が美しい電車でした
顔は225系そっくりですが、側面は四国の7000といった感じです
この他、構内には5009編成が留置されていました
出雲大社前では「最古の車両」としてデハニ50形が展示
映画「RAILWAYS」にも使用されたそうです。廃墟の香りがしました…
ウェル…
シアではなく、まさかの「ウェルネス」がご当地ドラッグストアとして君臨していました
元々は独立系でしたが、2009年にツルハ系傘下へとなりました。レッドブルのような色合いの店舗が特徴です
名所も
島根名所といえばなんといっても出雲大社ですね。ばっちり行ってきました
松江には松江城もありました、しっかりと天守が残っている城はやはり良いですね。
観光も兼ねていたので鉄道を見るのはそこそこだったんですが、それでも良い旅が出来ました。
p.s
米子はずっと島根県だと思っていたのですが、鳥取県だとわかったのが今回の発見です(小声)