ここ近年よく見る「なろう系小説」ですが、驚くべきことに三重県には2つの「なろう系鉄道」があるのをご存知でしょうか。
なろう系小説とは
「小説家になろう」という小説の投稿サイトに掲載し、その結果商を獲ったり商業誌デビューした作家の作品のこと。
定型的なパターンがあることから、「なろう系」という呼ばれ方をされます。<詳しくはニコニコ大百科から>
✕なろう系◯ナロー系…
出オチがすごいですが、その正体は<なろう系鉄道>こと「四日市あすなろう鉄道」です。
近鉄四日市から出ているこの路線は、線路幅が新幹線の半分(762mm)しかない鉄道です。
このレールゲージは、細いという意味の「ナロー(nallow)」ゲージという呼ばれ方をします。
線路幅がナローなので、電車もナローなものが使われています。
車内は、座席が1+1しかない新交通システムもびっくりの細さ。
そんなあすなろう鉄道は、3両編成の細長い電車で四日市市内を走っています。
もう一つの「なろう系鉄道」
三重県にはもう一つの「なろう系鉄道」があります。それが三岐鉄道です。
先程の「四日市あすなろう鉄道」にほど近い三重県の西桑名駅から出ている路線で、「ナロー」なのは北勢線と呼ばれる路線の方です。
こちらも762mmのレールゲージとなっています。