なろう系鉄道ならぬナローゲージ鉄道を持つ三岐鉄道は、コロナウィルスの拡大により乗務員の確保が困難となったことから、2022年7月31日午後~8月8日午前の間まで、一部列車を運休すると発表しました。
在籍する運転士16名中、6人の感染が確認されたとのことです。
残りの10名は現在のところ陰性とのことですが、今後感染拡大が続くようであれば更なる減便延長も辞さないとのことです。
運休する列車
運休するのは朝夕の往復4本で、「ナローゲージ」で運行されている北勢線が対象となります。
【西桑名方面】
東員6:17→西桑名6:40
楚原7:21→西桑名7:57
東員17:29→西桑名17:57
楚原18:48→西桑名19:30
【東員方面】
西桑名6:33→楚原7:16
西桑名8:05→東員8:41
西桑名18:07→楚原18:41
西桑名19:24→楚原19:58
三岐鉄道のこの区間は毎時2本程度が運行されていますが、このうち運休するのは本数が多くなるラッシュ時。
幸いにして学校が夏休みであることから影響は多少和らぐと思われますが、実際どの程度の影響が出るのかは未知数ですね…。
他事業者も…
2022年度におけるコロナウイルス関係での減便は、JR九州に続くケースでしょうか。
先日には近鉄でも同様の事例らしきケースが出ており、急拡大する感染状況に呼応して、今後他の鉄道会社でも同じようなケースが増えていくかもしれません。
関連リンク
参考文献
三岐鉄道「【北勢線】乗務員の新型コロナウイルス感染症拡大による一部列車運休のお知らせ」
NHK「運転士6人の感染確認 三岐鉄道北勢線 一部区間で運休」