EU「参入させろ」→JR東日本が応じる→厳しすぎて撤退した過去があるらしい【メモ】

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こんなツイートを見て興味深かったので、私になりに調べてみたことの備忘録。結論としては

・JR東日本が公募したのは本当
・その為に英語の資料も作ってある
・日付は2014年11月28日<responseの記事
・2014年11月28日18時から公開
・期限は2015年2月27日18時

<要求仕様>
最高運転速度:100km/h
寸法:長さ1万9500mm、幅2920mm、高さ3062mm
台車中心間の距離は13,800mm
床面の高さ:1130mm(ステップは970mm)
内燃機関:直噴式直列6気筒横型ディーゼルエンジン
出力は331kW(450PS)/2100rpm
車体材質:軽量ステンレス

<要求する契約>
設計、製造(テストを含む)、40年以上の長期保守サポート

当時のリンク
http://www.jreast.co.jp/order/pdf/20141128_procurement.pdf(リンク切れ)
英語版原文(Wayback machine)

また、

・EUが日本市場へ参入させろ!と騒いだ

という話は、東洋経済オンラインの記事にそれらしき話が掲載されています。

2013年から日本がEUと進めている経済連携交渉(EPA)だ。日本が自動車への関税の引き下げをEUに要求する一方、EUは農産物や加工品、そして鉄道産業の市場開放を日本に求めている。

EPA交渉の進展に伴い、昨年10月、EUがJR上場3社のリストからの除外をWTOに通報し、除外が認められた。3社が外国の優れた技術やサービスを積極的に調達する方針を打ち出し、それを評価したからだとされる。逆に、JR三島会社(北海道、四国、九州)と東京メトロについては、例外規定を削除して国際入札を義務づける方針だ。

こうした経緯を踏まえ、さっそくJR東日本は八戸線用気動車18両や新潟・秋田地区を走る電気式気動車63両を国際入札で調達すると発表した。「世界中の優れた企業との接点を増やしていきたい」(JR東日本)

出典:東洋経済オンライン「外国製の鉄道が日本で普及しない2つの理由

 

改札機についても同様のことがあったらしく、実際に新宿駅の改札を視察に越させたら閉口してしまったのだとか。

【参考になりそうな参考文献】

・ペンギンが空を飛んだ日 (交通新聞社新書)
・戦場の寝業師! JR東日本Suica裏物語

どちらもまだ未読なので今後読みます。

 

ちなみに

国内で活躍する海外製の鉄道部品というのも実はちらほら例が見られます。例えばディーゼルエンジン。

キハ85系や大井川鉄道で使用される「カミンズエンジン」は、もはやなくてはならないものです。

またちょっと特殊な例ですが、新潟トランシスがライセンス生産しているLRV「ブレーメン形」も、広義の海外製品ですね。

海外にありがちなメンテナンスの不安を、国内企業に代行させることで克服しています。

 

参考文献

umineさんのツイート

Togetter「EUが日本の鉄道に「参入させやがれ!」と飛び込んだが条件が厳しすぎて手も足も出なかった話

彩葉さんのツイート



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