2022年1月26日、JR四国は高松駅北側で現在計画中の新駅ビル「高松駅ビル(仮)」の外観デザインを発表しました。
<デザインコンセプト>
瀬戸内海の穏やかな海のゆらぎをイメージ
既存棟の玉藻城をイメージした外観デザインを陸のイメージととらえ、新設する商業棟には
瀬戸内海のイメージを映し、高松の海と陸の繋がりを表現します。中央コンコースが陸と海を
つなぐ新しい高松の玄関口となり、地域や駅利用者の方々、更には全国、世界各地から多くの
人々を迎え、送り出します。出典:JR四国 1)
ビルの概要
敷地面積 | 約5,200㎡ |
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延床面積 | 約15,490㎡ |
階数 | 地上4階建、鉄骨造 |
フロア構成 | 1階~3階:約10,040㎡の商業施設 4階は屋外広場、後方諸室 |
この他、地上4階・地下1階の駐車場棟(160台収容)を建設
これまで
現在のJR高松駅は2001年に竣工した4代目。計画図では同時に再開発するかのようなデザインですが、元々イメージ図左側の駅舎部分だけが存在していました。
同時に「連絡船うどん」といううどん店が開業しており、長らく高松駅の名物となっていましたが、今回の駅舎新築を見据えて2021年11月末をもって閉業していました。
JR四国では、この高松駅の他に松山駅も高架化による再開発工事が進められており、先に開業している徳島(1993)・高知(2008)の両駅を含め、2020年代後半には県庁所在地4都市の駅がガラッと変わることになりそうです。
関連リンク
参考文献
1) JR四国「「高松駅ビル(仮称)」外観デザインの決定について」、2022年1月25日