JR四国は2022年度決算における報告書内にて、1200形気動車のリニューアルを2023年3Q(2023年10~12月)に着手し、4Q(2024年1~3月)の間に完了させると発表しました。
対象車両は1両のみとなっています。
(情報提供:@Zattap様)
エンジン換装…?
当該資料からはこれ以上のことは読み取れず、どんなリニューアルを行うかなどは一切発表されていません。
以前国土交通省へ提出した資料では、2023年の計画として「ローカル気動車のエンジン換装等で寿命延伸を図る」としており、今回の1200形に当てはまるのはこの事例ではないかと見ています。
この資料では2023年に1億円、2024・2025年にそれぞれ5億円を計上しており、1両1億円とすると11両程度が対象となりそうですね。
1200形について
1200形は、2006~2008年に後継車両1500形に連結出来るよう1000形を改造して誕生した派生形式です。
全18両が徳島運転所に配置されており、高徳線や徳島線・鳴門線などで活躍しています。
改造自体は2008年頃ですが、製造はそれより前の1992年頃から行なわれているので既に30年選手となっています。
確かにディーゼル機関の工事などが必要な時期かもしれませんね…。
関連リンク
参考文献
四国旅客鉄道株式会社「JR四国グループ中期経営計画2025の達成に向けた取組み【2022年度第4四半期 報告書】」