JR四国は、2022年度の事業計画書を発表しました。
その中の「鉄道施設の整備に関する計画」欄において、特急電車のリニューアルや新型ローカル気動車の仕様書作成を発表しています。
(情報提供:常磐ラジヲ様)
車両の経年部品等について、老朽度及び耐用年数等を考慮した更新を
行い検査の効率化を図る。また生産性向上のための車両改造、環境性能
の高い車両の導入に向けた検討を進める。
◆特急電車のリニューアル
◆各種電子機器の更新
◆ワンマン運転拡大のための車両改造
◆新型ローカル気動車仕様書作成出典:JR四国 1)
「特急電車?」
ここで指されている「特急電車」とは、8000系を指します。
そもそもJR四国は気動車特急が主軸で電車特急自体が8000系と8600系しかなく、また更新時期に差し掛かる=それなりに経年がある車両といえば、8000系が思い浮かびます。
8000系は2004年に1度リニューアルされており、今回で2度目のリニューアルになります。
また、地方線区向けに新しくローカル気動車を開発するようです。
これから仕様書策定の段階なので今年度すぐに登場するわけではありませんが、早ければ構想モデルのイメージパースは登場するかもしれません。
現在最新鋭のローカル気動車は1500形ですが、2006年デビューですから15年前の設計となる車両。
モデルチェンジするにはちょうどいい頃合いなのかもしれませんね。
関連リンク
参考文献
- JR四国「JR四国グループ事業計画2022 Good Challenge」
- 国土交通省鉄道局「四国旅客鉄道株式会社における運賃改定申請について(運輸審議会ご説明資料)」令和4年9月6日