日本一遅い終電「マリンライナー77号」が廃止へ…次の候補は?

日本一遅い終電「マリンライナー77号」が廃止へ…次の候補は?

昨日JR全社のダイヤ改正がありましたが、本日から気になった電車について1つ1つ解説していこうと思います。まずはJR四国の快速「マリンライナー」77号の話題。

JR四国は来年3月12日に行われるダイヤ改正において、快速「マリンライナー」77号、および72号を廃止すると発表しました。

この列車の廃止で、東京から来る最終の「のぞみ(岡山23:51着)」と接続が出来なくなります。

マリンライナー77号は、夜行列車を除いた日本で最も遅い時間に到着する終電として知られていましたが、今回の改正でその座を他の列車に明け渡すことになります。

 

変更点

・快速マリンライナー77号 [高松行き]:岡山0:12→高松1:21
・快速マリンライナー72号 [岡山行き]:高松23:29→岡山0:38

いずれも廃止。

これによって香川と岡山を往復する列車の最終電車は、以下の通りになります。

・快速マリンライナー75号 [高松行き]:岡山23:43→高松0:51(29分繰り上がり)
・快速マリンライナー70号 [岡山行き]:高松22:27→岡山23:30(1時間2分繰り上がり)

また、マリンライナー75号は新たに「植松」「木見」「上の町」に停車します。

ちなみに余談ですが、マリンライナー77号はJR西日本側の2両(223系5000番台)のみで運行されていました。

 

終電のプロ、終電ウォッチャーさんが撮影された「マリンライナー77号」の映像にも、2両でやってくるシュールなマリンライナーが映し出されています。。

 

次の候補は?

マリンライナー77号が「日本一遅い終電」の称号を得たのは2021年のダイヤ改正時からで、僅か1年で陥落となりました。

2021年のダイヤ改正まではJR西日本の普通西明石行きが日本一遅い終電で、終点の西明石を1時38分に到着するダイヤが組まれていました。

現行ダイヤではこの列車は1時14分着となっていることから、ここに変更がないとすると「日本一遅い終電」の座は再びこの列車に返り咲くことが予想されます。

また、高崎線の普通高崎行きも1時37分に到着するダイヤが組まれていたことがあり、現在でも1時14分に到着するなど、西明石行きと並んで可能性が高い列車です。

私鉄まで広げてみると、東武野田線の柏発七光台行きが1時16分に到着するダイヤが組まれており、現在の暫定トップとなります。

 

次の「日本一遅い終電」の有力候補

・[私鉄]東武野田線 普通 七光台行き(現在1:16着)
・JR西日本 JR神戸線:普通 西明石行き(現在1:14着)
・JR東日本 高崎線:普通高崎行き(現在1:14着)
・JR東日本 中央線:各停高尾行き(現在0:52着)

 

まだ詳しいダイヤが出ていないのでどうなるかはわかりませんが、上記の電車のどれかになるか、はたまた全く違う方向から新候補がやってくるのか…?どうなるのでしょうか。

 

関連リンク

2022年春『JRダイヤ改正』まとめ

 

 

参考文献

東洋経済オンライン『「深夜1時半過ぎも走る電車」は何本あるのか

西日本旅客鉄道株式会社岡山支社「 2022年春ダイヤ改正について

四国旅客鉄道株式会社「 2022年3月ダイヤ改正について

終電ウォッチャーさんのツイート

 

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