京阪電気鉄道は、本日9月25日に減便を中心としたダイヤ変更を行いました。終電繰り上げや運転間隔の広がりにより、運用に必要な所要本数が減っています。
そんな中、高度経済成長期の輸送を担ってきた2200系・2600系(0番台)の様子がどうもおかしいようです。
というのも、ダイヤ変更後の昨日9/25、そして今日9/26時点で、両形式が1本も走っていないという目撃情報が多数発信されており、一部では既に「さようなら2200系」というツイートも散見されます。
両形式の紹介
2200系
1964年に登場したのが2200系。
急行から普通まで難なくこなす7両編成のオールラウンダーで、7連までしか入線できない橋本以北でも比較的よく見る車両です。
現在は7両編成・7本49両が配備されています。
2600系(0番台)
1959年に登場した2000系……を1978年に改造したもので、現在の京阪電車では最古の車両です。いかにも古めかしいレトロな出で立ちで、大きな幌が目立ちます。
かつては5連になり支線にも入線していましたが、現在は7連の本線運用のみとなっています。
現在は7両編成が2本、16両が配備されています。
また、この他に2600系0番台と同一設計の完全新造タイプ、30番台が存在します。
こちらは1981年に製造された車両で、ダイヤ変更以後もバンバン運用に入っています。
平日に動くかも?
とはいえ、昨日・今日は比較的輸送力に余裕のある土日ダイヤ。
2200系・2600系(0番台)が本当に運用から撤退したのかの真相は、最も車庫から電車が出ていく本数が多くなる平日朝ラッシュダイヤを見るとわかることでしょう。
2200系7両・2600系2両のあわせて9編成が突如引退するとなるとかなりの所要本数減となることから全面的な撤退は考えにくく、また5000系のときもそうでしたが、形式の消滅時には必ずヘッドマークやイベントなどを行うことから、引退するとしても一部車両のみに留まるものと推測されます。
淀車庫においても2200系のうち一部車両のみに休車の目撃がなされていることから、この話を裏付けるものとみて取れます。
さぁ、いったい9月27日はどうなることでしょうか…
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