[商願2022-51910]
商標: [画像] (標準文字) /
出願人: 京福電気鉄道株式会社 /
出願日: 2022年5月9日 /
区分: 39類(鉄道による輸送) pic.twitter.com/h5sTF6LIMz— 商標速報bot (@trademark_bot) May 17, 2022
2022年5月9日、京阪ホールディングス傘下の京福電気鉄道(嵐電)が、新しく「KYOTRAM」の商標を出願していることが判明しました。
トラムといえば文字通り路面電車のことを指す用語ですが、いったい何を意図したものなのでしょうか。
新車…?
実は、京福電気鉄道は2023年度中に2両の車両更新を行う予定であることを、同社の安全報告書内にて発表しています。
タイミング的に、この車両更新用に名称を充てているのではないか…と推測されます。
一般的に「車両更新」というのは二種類の意味があります。
1つは古い車両を新しい車両で置き換える車両更新
もう1つは既存車両に大規模修繕・改造を行う車両更新
です。
わざわざ「トラム」と名前をつけるあたり、超低床車の導入なんてこともありえるかもしれませんね!
例えば福井鉄道では「フクラム」、阪堺電気軌道では「堺トラム」など、いずれも新しく導入された超低床車には「トラム」とわざわざ名付けられているケースが多く見られます。
京福電気鉄道において「更新車両」をあてがわれる車両は何か…と考えると、モボ101形(1975年車体新製)や、モボ301形(1971年製造)あたりでしょうか。
果たして「車両新製」の意味での更新なのか、それともモボ101形にかつて行ったような「大規模修繕」という意味なのか…。
関連リンク
参考文献
京福電気鉄道株式会社「2021年 安全報告書」