JR東日本は6月17日、房総地区へ導入が進められているE131系を、相模線へも導入すると発表しました。
導入本数は4両編成を12本、合計48両になります。
1本足りない…？
相模線は、首都圏西部の茅ヶ崎～海老名～橋本を走るJR路線です。
今回導入されるE131系のカラーリングには、「遠くまで広がる湘南の海」をイメージした、濃淡2色の青色を配置。
また、前面デザインは「遠くまで広がる湘南の海とダイナミックな波の水しぶき」を水玉模様で表現するなど、湘南の海を意識したブルー基調のカラーリングとなりました。
ドア上部には17インチの液晶ディスプレイを設置する他、ホームと車両床面の段差低減、客室内防犯カメラの設置、非常通話装置の増設など、今どきに対応した車両へと進化します！
【動向】気になる4両13編成の陣営
— 通勤電車ドットコム (@com_train_com) June 9, 2021
こう見えて30年選手の相模線205系500番台。銀縁の角型ライトは京急1500形や小田急1000形など、当時の「流行」が感じられますね。
まだ公式発表はありませんが、“噂”が本当であれば去就が気になる同車。4両ならジョグジャカルタでも活躍できそうなんですが…#205系 pic.twitter.com/FvFT1YD1qH
相模線には現在、国府津車両センター（横コツ）に所属する205系車両が13編成(R1～R13)在籍していますが、今回の新車導入で殆どの車両が入れ替わるものとみられます。
205系らしからぬ、その特徴的な顔立ちから関西でも有名な電車ではないでしょうか。
本数的に見ると全ての205系を置き換えるには1本足りませんが、ダイヤの減便となるのか、それとも波動用に存置されるのか……どうなるのでしょうか。
E131系スペック
| 編成構成 | 4両編成 | |||||||||
| 車体構造 | ステンレス | |||||||||
| 營業最高速度 | 110km/h | |||||||||
| 座席方式 | ロングシート | |||||||||
| シートピッチ | 460mm | |||||||||
| 車体幅 | 2,950mm(拡幅車体) | |||||||||
| 戸閉装置 | 電気式（ラック＆ピニオン方式） | |||||||||
| 制御方式 | VVVFインバータ制御装置(SiC素子) (回生ブレーキ付) | |||||||||
| 主電動機(2M2T) | 全閉型誘導電動機 | |||||||||
関連リンク
【JR東日本】宇都宮線・日光線に新車「E131系」を導入、2022年春から
【キセル対策バッチリ】新型車両E131系の展示会を実施、JR東日本
参考文献
JR東日本「相模線への新型車両の投入について」
