JR東日本は、外房線などへ投入する予定の新型車両E131系の展示会を行うと発表しました。
対象となる駅は、営業運転区間である外房線勝浦駅・内房線館山駅・鹿島線潮来駅の3駅です。
今回特筆すべき点は、JR東日本側がキセル対策を万全にした展示会という点です。プレスリリースを見るとこうあります。
・新型車両の客室内や外観をご覧いただき、「半自動ドア」機能も体験できます。
・入場料は無料です。ただし、会場までの交通費はお客さまご負担となります。
・電車でお越しのお客さまは、一旦改札を出て、専用口での受付後に入場していただきます。
専用口までは係員がご案内いたします。お帰りの際も専用口から退場していただきます。出典:https://www.jreast.co.jp/press/2020/chiba/20210218_c01.pdf
JR東日本としては、コロナウイルスの影響による密を減らしたい点もあるのでしょうが、一方で減収を少しでも補うべく、交通費をきっちりと回収しようとする本気度が伺えます。
完全違法行為であるキセルはともかく、合法的に認められている大回りでの展示会体験もこれだとできなさそうですね。
開催日程
・外房線 勝浦駅(1番線ホーム)
2021 年3月2日(火)13:30~14:30
・内房線 館山駅(1番線ホーム)
2021 年3月3日(水)13:00~14:00
・ 鹿島線 潮来駅(2番線ホーム)
2021 年3月6日(土)13:30~14:30
同線では現在209系が配置されていますが、今後E131系へと置換えが進むものと見られます。
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