JR西日本は、2020年3月24日に関西空港～新大阪・京都を結ぶ関空特急「はるか」について、4月から9連→6連へ編成を縮小することを発表しました。
新型コロナウィルスによる訪日外国人減少、及び国内旅行者の減少などが要因のようです。
３月１４日のダイヤ改正より全列車９両編成での運転を開始している特急「はるか」について、
昨今の新型コロナウイルス感染症の発生に伴うお客様のご利用状況を踏まえ、4/1 からは編成両数を
見直し、全列車６両編成で運転します。これに伴い、平日のはるか 1,3,5 号は 5 号車を指定席から
自由席に変更します。出典：JR西日本プレスリリース
従来の「はるか」は基本6両編成、多客時に3両をつないで9両編成としていましたが、訪日外国人の増加や、2025年関西・大阪万博への利用者増を見越して新たに新型271系(3両編成)を製造、2020年3月のダイヤ改正にて全列車9両編成での運行を開始していました。
しかしコロナウィルスの影響で利用状況は良くなく、ガラガラの車内であるという目撃ツイートが多数見受けられていました。
271系が見られなくなる？
今回の減便で、そもそも増結用に作られた271系の運用動向が気になるところです。
271系同士（3+3）連結しての6両運用という線もありますが、281系6両編成が9本（3両編成が3本）在籍しており、271系で6連を組むと281系（6連）を持て余すことから、しばらくニートレイン（余剰などの理由で車庫にて眠っている車両に対する俗称）になる可能性があります。
9連での運用は3月末までで、確実に271系を撮影出来るのもこのタイミングまで。撮影するなら今のうちに狙っておきましょう。
まだデビューから1ヶ月も経っていない271系の運命、はたしてどうなるのでしょうか…
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