阪急阪神ホールディングスは、子会社の阪急電鉄向けに鉄道車両40両を2021年3月までに投入することを有価証券報告書内で発表しました。
資料では形式名には触れられていませんが、現在増備中の1000系・1300系であるものと思われます。
有価証券報告書によると、40両の新造価格は54億2000万円。
1編成あたりの価格にすると約10億円で、既に10億7500万円を支払い済みとしていることから、既に現在搬入されている編成も込みでの5編成のようです。
6/29~7/2に阪急1300系1311Fが水切り場所のオーナミ(堺)から正雀車庫に陸送されました。
仕事で撮れなかったですが先週には1310Fが陸送されてます。 pic.twitter.com/tCotvmXN9b— joまさ(陸送アカ) (@masatetu_rikuso) July 1, 2020
先月には11本目となる1300系10編成が、今月には12本目となる1300系11編成が陸送搬入されており、いずれもこの予算計画での新造のようですから、やはり1300系ですね。
となると、残りの導入は3本といったところでしょうか。
神戸線・宝塚線用の1000系は現在19編成が在籍、一方で京都線用の1300系は現在11本に留まっていることから、1300系の投入となるのでしょうか…?
大阪メトロの利用者的には、堺筋線で使用される1300系の方が嬉しいのですが(笑)
置き換え対象となる3300系(8連)はあと5本。同世代の60系はとっくに引退しているので早く入れ替えて下さい…
関連リンク
参考文献
阪急阪神ホールディングス株式会社「有価証券報告書」
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/docs/7fd680fa09af1510228088dcba2e3b7780164162.pdf