何かと政争の具にされた「住吉市民病院」ですが、2020年4月下旬から解体が始まっています。
1950年に建設されて以来、この地域の公的医療機関として役目を果たしてきましたが、2018年3月をもって閉院しました。
尚、「住吉」とつくものの所在地は住之江区ですが、これはこの地が1974年まで「住吉区」であったことに由来します。(写真は2020年5月のものです)
解体中の景色
北側全景。後ろ側には阪神高速15号堺線が通っています。ギリギリ建物がまだ残っていました。
解体中風景。ツイッターで感想を読んでいると、「住吉市民病院で生まれただけに寂しい」というツイートが多く見受けられ、多くの方が名残惜しいと言われていたのが印象的でした。
全景。フェンスに覆われているようです。
現在は「住之江診療所」として稼働中。小児科と産婦人科のみが稼働しています。
病院前にあったバス停は「東加賀屋1丁目」に改名されています。元々は「住吉市民病院前」バス停でした。