富山駅を挟んで北側に位置する富山ライトレールと、南側に位置する富山地方鉄道軌道線。両線は、富山駅の高架化によって結ばれることが早くから計画されていましたが、いよいよ2020年3月に接続が開始されます。
それを記念して、一足早い体験会を実施することになりました。
南北接続まで“ついに1か月前”となりました。南北接続までいよいよあと少し!
そんな富山駅高架下の新停留場に今回、特別に「ポートラム」がやってきます!
参加者には普段入ることができない「運転席」から新しい富山駅内の風景を一足早くご覧いただきます。インスタ映えすること間違いなし!こんな貴重な体験ができるのは、「限定60名」のみ!出典:富山ライトレール「【2/9】「南北接続まで“ついに1か月前”記念!一足早い南北接続体験会」を開催します!」
イベント概要
募集人数:60名(各回15名)
参加費:100円
会場:富山地方鉄道 富山駅高架下(ポートラムの車両が登場)
時間:2020年2月9日 10時から14時半まで合計4回開催
事前応募制<応募は公式サイトから>
ちなみに、接続当日となる3月21日は富山地方鉄道/富山ライトレール全線が無料で乗車できます。また、南富山にある軌道線の車庫を公開するイベントも行われるようです。
直通後のダイヤはまだ公開されていませんが、岩瀬浜発列車については15分ごとに南富山行き・大学前行き・環状線行き(2本)の4本が発着するようです。
富山ライトレール/富山地方鉄道について
富山ライトレールは2006年に開業。使いづらかった旧JR富山港線の大部分を流用して、斬新なデザインと使いやすいアクセシビリティを実現したLRT路線として開業しました。
2007年には運用車両であるTLR0600形が、路面電車としては初となる鉄道友の会ブルーリボン賞を受賞。車両デザインやヘビーレールからライトレールとへの転換した路線設計など、日本初の試みを導入して内外から高い評価を受けました。
2009年には富山地方鉄道軌道線に環状線が開業。
導入された9000形は、TLR0600形と全く同型のボンバルディア・ブレーメン形でした。この時から直通運転を見据えたものであったことがわかります。