以前お伝えしていますが、南海電鉄は新車投入を長らく放置してきた高野線に、42億円を投資して新型車両を投入する計画を発表しています。
そのリリース通り、10月に高野線小原田検車区(橋本駅付近)にて8300系が姿を表し、試運転を行っています。
高野線平坦線区間へ新車が投入されるのは22年ぶり、高野山への乗り入れを前提としない20m車に限ると、1992年の1000系03F以来、27年ぶりでしょうか。
山岳区間(橋本~極楽橋):2005年に2300系の投入以来
高野線平坦区間(難波~橋本):1997年に2000系7次車の投入以来
高野山乗り入れを前提としない20m車:1992年の1000系03F以来
今回、小原田検車区にて留置されている8300系を撮影できたのでご紹介します。
22年ぶりの新車は…?
パンタグラフを下ろして留め置かれる8300系。まだ起動前といった感じですね。
6300系や2000系と並ぶ8300系。2両編成での組成のようです。
車番は「8713」となっています。本線8300系から続くナンバリングのようですね。
本線で活躍中の8300系。なめらかなボディにどこか有機物のようなギョロっとした種別灯が特徴的なスマートな電車で、私も大好きな電車です。
是非この形式を、今後も増やしてほしいと思います。
甲種輸送の日にち
今回の8713Fは9月10~11日に甲種輸送が行われたようです。
8300系は続けて製造され、14編成が10月16日に近畿車輛から和歌山市駅へ4+4の編成で甲種輸送されるなど、着々と勢力を広げ始めています。
南海電鉄のファンサイト、「Dear NANKAI」様でも紹介されています。
関連リンク
「南海電鉄8300系の甲種車両輸送を見る(2019.10.16)」 – 阪和線の沿線から
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